PK/PD M&S 解析ソフトウェア

Phoenix NLME – 非線形混合効果のモデリング

Phoenix® NLME™PK/PD研究の初心者から上級者までに対応した、強力な母集団モデリング&シミュレーション用ソフトウェアです。本製品には直観的なユーザーインターフェースが備わっており、研究者は、コードを入力しなくても、モデリングの前処理、解析および後処理の全てを単一のシステム内で実行できるという、包括的なソリューションが得られます。本製品では、以下の機能が提供されます。

  • 探索的解析を実行できます。
  • 多数のモデルを構築、評価および比較できます。
  • 報告書用に出力結果の後処理およびの作成を行えます。

Videos(英語)


はじめに


Part 1: データの探索


Part 2: 個体モデルの作成


Part 3: 母集団モデルの作成


Part 4: 母集団モデルへの共変量追加

利点

複雑なコーディングの習得に要する時間の短縮
Phoenix NLMEの直観的なグラフィカルユーザーインターフェースによって、医薬品開発部門の研究者は、より短期間で母集団モデリング法を習得することができます。本製品では、ライブラリとして組み込まれたモデルや、グラフィカルもしくはテキスト形式のモデル構築ツールを用いることにより、柔軟にモデルを構築することができます。

強力なモデリング機能の活用
Phoenix NLMEには、高速かつ高確度なQRPEMエンジンを含め、様々な推定エンジンが搭載されています。

効率性の向上
直観的に理解し易い、カラフルなワークフローによって、解析ステップを体系化することができます。再使用可能なテンプレートをワークフローから作成することにより、共通して実行されている作業に要する時間を短縮することができます。

品質保証作業の簡素化
本製品のプロジェクトファイルには全ての解析ステップおよび資料が含まれており、ユーザーは、再解析を容易に実行できるよう、このプロジェクトファイルを他の研究者、QA担当者もしくは規制当局と共有することができます。

規制順守の実現
Phoenix NLMEでは、Phoenix® Knowledgebase Server™との併用によって、21 CFR Part 11に準拠したデータ管理機能を利用できます。

機能

モデリング機能

  • EM(expectation maximization;期待値最大化)法(QRPEM)といった、多様な非線形混合効果モデリング用最適化エンジンが搭載されています。
  • モデルの評価および構築に必要となる表およびグラフが、包括的な出力結果として得られます。
  • VPC(Visual predictive check)オプションおよびブートストラップオプションといった、診断型モデルチェックツールが搭載されています。
  • 自動化されたアルゴリズムに従って、モデル内の共変量の有意性を評価することができます。また、ツールを用いて、モデル間で解析結果を比較することもできます。
  • 独自の機能を用いて初期推定値を探索することができます。
  • Phoenix NLME 1.3のQRPEMエンジンでは、時期間変動を考慮することができます。
  • ユーザーは、2つのσ/εの含まれた混合誤差モデルをはじめ、多数の残差誤差モデルを選択できます。

解析のパフォーマンス

  • 単回での実行において、複数のプロセッサ上での並行計算がサポートされます。
  • 動的メモリアロケーションが採用されているため、静的な制限値(被験者1名あたりの観測値数等)が除外されています。
  • Argonne MPICH2が用いられているため、複数のプロセッサ上で同時に最適化を実行できます。
  • 最新のデュアルコアもしくはクアッドコアプロセッサを活用できるため、解析速度を大幅に向上させられます。
  • Phoenix NLME 1.3では、モデル実行を途中で停止させて、直前の反復回に基づく出力結果を提示させる機能が、追加されました。
  • 新しいJob Management System(JMS)によって、ジョブ(ワークフロー等)を送信して複数のWindowsコンピュータ上でリモート実行する機能が、サポートされています。
システム要件

Windows

Phoenix NLMEでは、Windows® 7 SP1およびWindows 8.1の、32ビットバージョンおよび64ビットバージョンの両方がサポートされています。また、Windows Server 2008 R2 SP1 64ビットおよびWindows Server 2012 R2 64ビットのサーバーOSもサポートされています。

最低限のハードウェア要件:

  • プロセッサ: Intel® Core 2.0 Duo 2.0 GHz、もしくはそれと同等の処理能力を持つCPU。
  • RAM: 2GB
  • ハードドライブの空き容量: 300MB以上

各言語のサポート状況等については、システム要件の詳細を参照してください。

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